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コンテナ【set】

今回はsetについて説明します。
これを使うには、setのヘッダファイルをインクルードする必要があります。
setは要素を追加すると、自動的にソートされます。
また、要素の追加はinsert関数で行い、引数には値をセットするだけです。
find関数があり、検索も行えます。
次のコードを見てください。

#include <set>

using namespace std;

void func(set<int>::iterator begin,set<int>::iterator end){

	for(;begin!=end;++begin){
		printf("%d,",(*begin));
	}

	//改行
	printf("\n");
}

int main(void)
{
	set<int> test;
	set<int>::iterator it;

	//要素を追加
	for(int i=0;i<5;++i){
		test.insert(i);
	}

	func(test.begin(),test.end());

	//要素を検索
	it=test.find(3);

	//値を表示
	printf("%d\n",*it);

	//削除
	test.erase(it);

	func(test.begin(),test.end());

	return 0;
}

これを実行するとこうなります。

要素を削除するには、erase関数を使って、引数にそのイテレータを指定します。
その他はvectorなどと同じ関数が使えます。
ですが、添字によるアクセスは出来ません。
すべてイテレータにてアクセスします。

今回の説明は以上です。


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