>> Java入門トップに戻る

Javaとは? 型、値について

Javaはオラクル(サン・マイクロシステムズ)が開発したプログラミング言語です。
今世界で一番使われている言語と言ってもいいと思います。
パソコン上で動くソフト、WEBシステム、Androidアプリ等などの開発で幅広く使われています。

Javaの値、式、変数の規則や型などは個人的にはC言語やC++によく似ていると思います。
プログラミング初心者の方のために簡単に説明しておくと、変数とは値や文字、オブジェクトなどを格納しておく入れ物のようなものです。
計算結果などを変数に入れておき、後から呼び出して利用することができます。
型というのは値の種類のことで、整数や実数、文字列や真偽値、クラスなど色々な型が存在します。
この型は変数やメソッドの返り値、引数などを宣言する時に使われます。
メソッドとは、いくかの処理をまとめて呼び出す仕組みです。

それでは、Javaの基礎知識について簡単に説明していきます。

●大文字小文字は区別される。
まず、Javaでは大文字と小文字は区別されます。
変数名やメソッド名、クラス名など色々ありますが、全て区別されます。
AAA」「Aaa」でも別の文字と認識されるので注意してください。
また、ファイル名も大文字と小文字は区別されます。

●テキスト以外は半角英数字で、文の終わりはセミコロンで終わる
Javaでは変数やクラス名、フィールド名、メソッド名は半角英数字で書きましょう。
変数名などに使える文字は、a~z、A~Z、0~9、アンダーバー(_)、ドルマーク($)です。
また、最初の文字に数字は使えません。
予約語と呼ばれるJavaで予め定義されているワードも使うことが出来ません。

文の終わりはセミコロン(;)で表します。
これを付け忘れると文の終わりがわからなくなってエラーになるので注意です。

型、値について

Javaでは以下の基本型が存在します。

整数

・byte
→8bitの符号付き整数(-128~127)

・short
→16bitの符号付き整数(-32768~32767)

・int
→32bitの符号付き整数(2147483648~2147483647)

・long
→64bitの符号付き整数型(9223372036854775808~9223372036854775807)

実数

・float
→32bitの浮動小数(有効桁数:最低6桁)

・double
→64bitの浮動小数(有効桁数:最低15桁)

文字

・char
→16bitの大きさの文字。1文字だけ格納可能

真偽値

・boolean
→8bitの大きさの値を格納でき、trueまたはfalseを格納可能。

以上がJavaの基本型になります。
他の言語を学んだことがある方は、書いてある説明を読んでいたらければ理解できるかと思います。

文字列を扱うには?

上記の基本型にはchar型というものが有りましたが、これは1文字しか格納できません。
では文字列を扱うにはどうすればよいでしょうか?
Javaでは文字列を扱うには基本型ではなくクラスの「Stringクラス」を使います。

・Stringクラス
→文字列を扱うためのクラス。基本型ではない。

このStringクラスはクラスですので色々なメソッドを持っています。
これについてはまた別のページで説明します。



>> 【パッケージ、クラスの作成、mainメソッド】に進む
>> Java入門トップに戻る