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今回はif文というものについて説明します。
プログラムを組んでいると、必ず条件分岐の処理が必要になってきます。
その時に使うのがこのif文です。
まず、下記のコードを見てください。
これを実行するとこう表示されます。
コードの解説をしましょう。
まずif文の書き方ですが、
if(変数(値) 比較演算子 変数(値)){
}
のように書きます。
変数(値)と書いてるのは、別にどちらが変数でもどちらが値でも構いません。
両方値でも両方変数でも構いません。
次に比較演算子ですが、
これはいくつか種類があるので以下を確認して下さい。
一致 ==
不一致 !=
大なり >
大なりイコール =>
小なり <
小なりイコール =<
ほかにもいくつかあるんですが、まずこれだけ覚えておいて下さい。
上記の例のコードは一致(==)なので、
testの値と300という数字が一致していれば、真(TRUE)になり、
そのすぐ下の括弧でくくった部分の処理が実行されます。
ですので、300です!と表示されるわけです。
もう一つ下にelse ifとelseというのがあります。
まず、else ifというのは、
最初のif文で偽(FALSE)だったときに実行される次のif文だと思ってください。
今回は、最初のif文の条件にマッチしたので、
このelse if文は実行されていません。
もしマッチしなかった場合は、このelse if文に処理が移り、ここの条件にマッチするかどうかの判定が行われます。
最後にelseですが、これは、
どの条件にもマッチしなかった場合の処理を表しています。
もし、1つ目と二つ目のif文にマッチしなかった場合は、
このelse文が実行されます。
if文の条件は更に重ねがけできます。
例えば、
if(a==15 && b==10){
}
と書いた場合、
aが15かつbが10なら真という意味になります。
&&が、「かつ」という役割を持っています。
また「~かどちらか」という意味の ||演算子を使います。
if(a==10 || b==10){
}
と書けば、aがもし10であるか、またはbが10ならば真、という意味になります。
今回、真(true)や偽(false)と色々言いましたが、
数字で表すと、真はゼロ以外、偽はゼロになります
つまり、
if(1){
}
は常に真であり、
if(0){
}
は常に偽ということになります。
真の場合は0以外であればどんな数字でも構いません。
偽に関しては0以外は偽になりませんので注意して下さい。
今後説明していく文では、単純にループする場合に数字を指定してループすることも
あるので、覚えておいて下さい。
以上が、if文の説明になります。
後は、色々と演算子を変えたり、変数の値を変えたりして動作を確認してみてください。
次に、switch文について説明します。
下記のコードを見てください。
switchの隣の括弧に、変数を入れます。
次に、caseの隣に値とセミコロンを書きます。
case 1:と書くなら、testの値が1の時にその下のbreakまでの処理が実行されます。
breakを書き忘れると、次のbreakまで処理されちゃうので注意して下さい。
defaultというのは、test変数が上記のcaseで設定した値のどれにも当てはまらない場合に実行される場所です。
別に必要なければ書く必要がありません。
switch文の変数には、float型などの少数値は使えません。
このようにswitch文を使えばif文よりもコードを見やすくすっきり書くことが出来ます。
次回は、for文について説明します。
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if,switch文について
プログラムを組んでいると、必ず条件分岐の処理が必要になってきます。
その時に使うのがこのif文です。
まず、下記のコードを見てください。
#include <stdio.h> int main(void){ int test=300; if(test==300){ printf("300だよ!\n"); }else if(test==200){ printf("200だよ\n"); }else{ printf("200でも300でもないよ!\n"); } return 0; }
これを実行するとこう表示されます。
コードの解説をしましょう。
まずif文の書き方ですが、
if(変数(値) 比較演算子 変数(値)){
}
のように書きます。
変数(値)と書いてるのは、別にどちらが変数でもどちらが値でも構いません。
両方値でも両方変数でも構いません。
次に比較演算子ですが、
これはいくつか種類があるので以下を確認して下さい。
一致 ==
不一致 !=
大なり >
大なりイコール =>
小なり <
小なりイコール =<
ほかにもいくつかあるんですが、まずこれだけ覚えておいて下さい。
上記の例のコードは一致(==)なので、
testの値と300という数字が一致していれば、真(TRUE)になり、
そのすぐ下の括弧でくくった部分の処理が実行されます。
ですので、300です!と表示されるわけです。
もう一つ下にelse ifとelseというのがあります。
まず、else ifというのは、
最初のif文で偽(FALSE)だったときに実行される次のif文だと思ってください。
今回は、最初のif文の条件にマッチしたので、
このelse if文は実行されていません。
もしマッチしなかった場合は、このelse if文に処理が移り、ここの条件にマッチするかどうかの判定が行われます。
最後にelseですが、これは、
どの条件にもマッチしなかった場合の処理を表しています。
もし、1つ目と二つ目のif文にマッチしなかった場合は、
このelse文が実行されます。
if文の条件は更に重ねがけできます。
例えば、
if(a==15 && b==10){
}
と書いた場合、
aが15かつbが10なら真という意味になります。
&&が、「かつ」という役割を持っています。
また「~かどちらか」という意味の ||演算子を使います。
if(a==10 || b==10){
}
と書けば、aがもし10であるか、またはbが10ならば真、という意味になります。
今回、真(true)や偽(false)と色々言いましたが、
数字で表すと、真はゼロ以外、偽はゼロになります
つまり、
if(1){
}
は常に真であり、
if(0){
}
は常に偽ということになります。
真の場合は0以外であればどんな数字でも構いません。
偽に関しては0以外は偽になりませんので注意して下さい。
今後説明していく文では、単純にループする場合に数字を指定してループすることも
あるので、覚えておいて下さい。
以上が、if文の説明になります。
後は、色々と演算子を変えたり、変数の値を変えたりして動作を確認してみてください。
次に、switch文について説明します。
下記のコードを見てください。
switch(変数){ case 値: ~処理 break; case 値: ~処理 break; default: ~処理 break; } switch(test){ case 1: ~処理 break; case 2: ~処理 break; default: ~処理 break; }
switchの隣の括弧に、変数を入れます。
次に、caseの隣に値とセミコロンを書きます。
case 1:と書くなら、testの値が1の時にその下のbreakまでの処理が実行されます。
breakを書き忘れると、次のbreakまで処理されちゃうので注意して下さい。
defaultというのは、test変数が上記のcaseで設定した値のどれにも当てはまらない場合に実行される場所です。
別に必要なければ書く必要がありません。
switch文の変数には、float型などの少数値は使えません。
このようにswitch文を使えばif文よりもコードを見やすくすっきり書くことが出来ます。
次回は、for文について説明します。
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