>> C言語入門トップに戻る

typedefについて

今回はtypedefという命令について説明します。
typedef命令は、変数の型などを、好きな名前で再定義することができます。
下記のコードを見てください。

#include <stdio.h>

typedef char* cp;

int main(void)
{
	//cpはさっき定義したchar*のこと
	cp p;

	char buf[50]="abcde";

	p=buf;

	printf("%s\n",p);
	
	return 0;
}

これを実行するとこうなります。

typedef命令の使い方は、

typedef 元の型 新しい型の名前

です。

上記のコードでは、char型のポインタをcpという名前に再定義しています。
main関数では、そのcpという再定義した型の名前を使って変数を宣言しています。
そして見てもらったらわかるように、普通のchar型のポインタとして使えているのが分かります。
これがtypedef命令の機能になります。
このtypedef命令は、型名が長い関数ポインタなどで、
よく使われます。
この関数ポインタについては、また後ほど説明します。

次回はファイルの読み書きについて説明します。


>> 【ファイルの読み書き】に進む
>> C言語入門トップに戻る