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線形探索

今回からは探索アルゴリズムについて説明していきます。
探索アルゴリズムとは、あるデータの集合から目的の値を検索する方法のことを言います。
今日は線形探索について説明します。

線形探索はとても単純なアルゴリズムです。
ただ単純に先頭から値を比較していき、目的の値とマッチするものがあるかないか調べる方法です。
下記のコードをみてください。

#include <stdio.h>
//目的値
#define FIGURE 7

int main(void)
{
	int test[10]={3,10,4,5,6,1,8,7,9,2};

	//配列の要素数を取得
	int number=sizeof(test)/sizeof(int);

	
	for(int i=0;i<number;++i){
		if(FIGURE==test[i]){
			printf("見つかりました\n");
			return 0;
		}
	}
	printf("見つかりませんでした\n");

	return 0;
}

これを実行すると「見つかりました」と表示されます。
コードを見てもらうと分かると思いますが、
単純に配列の中の値と目的の値とが一致するかをチェックしているだけです。
これが線形探索法になります。

次回は二分探索法の説明をします。


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