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フィールド(メンバー変数)、ローカル変数

Javaのメンバー変数とローカル変数について説明します。

メンバー変数とはクラスのメンバーとして定義され、クラス内に直接書かれる変数のことで、フィールドと呼ばれます。
フィールドはクラス内のメソッドから参照可能な変数になっています。

一方、ローカル変数とはメソッド内で定義される変数のことです。
このローカル変数の有効範囲(スコープ)としてはメソッド内だけなので、他のメソッドから別のメソッドのローカル変数にアクセスすることはできませんし、メソッドを抜けるとそのローカル変数は消滅します。

コードで表現すると以下のような感じです。
01package test6;
02 
03public class Local {
04     
05    //メンバー変数(フィールド)
06    private int value=0;
07    private int value2=10;
08     
09    public void Method(){
10        //ローカル変数(このメソッド内でのみ有効)
11        int num = 5;
12         
13        //フィールドはメソッド内からアクセス可能(this.valueでもOK)
14        System.out.println(value);
15         
16    }
17 
18}
6,7行目のようなメソッドの外側に書かれる変数がフィールド。
11行目のようにメソッド内に書かれる変数がローカル変数です。
ローカル変数なのでこのメソッドが終了すると消滅しますし、他のメソッドからこのローカル変数にアクセスすることはできません。

14行目に書いてるようにフィールドはメソッド内からアクセス可能な変数です。
このフィールドには、6,7行目で先頭にprivateと書いてあるように「アクセス修飾子」を付けることができます。
これについては次のページで説明していますので、そちらを参照してください。

このフィールドはクラスのメンバーになるので、クラスのインスタンスが存在している限りは利用可能です。
メソッド内からフィールドを参照するには、上記のようにそのままフィールド名を書くか、「this.フィールド名」のように「this.」を付けることでフィールドにアクセスできます。
メソッド内でフィールド名と同じ名前のローカル変数を定義した場合は区別するために「this.」を付けてアクセスしなければなりません。

ブロック内でのみ有効なローカル変数

ローカル変数の中でもブロック内でのみ有効な変数が存在します。
以下のコードを見てください。
01package test6;
02 
03class Test{
04    public static void main(String[] args){
05        int value=10;
06         
07        if(value==10){
08            //ブロック内で定義した変数
09            int num = 100;
10        }
11        //ブロック外なのでアクセスできない。
12        num = 10;
13    }
14}
上記のローカル変数「num」はif文のブロック内で定義されています。
この場合このローカル変数numはこのif文のブロック内でのみ有効になります。

なので12行目のようにブロック外でこの変数にアクセスしようとすると、「numを変数に解決できません」とエラーがでます。

今回はif文で試しましたが、for,while,try~catchなどのブロックでも同様です。
このように変数の有効範囲(スコープ)がブロック内でのみ有効な変数も存在するので注意してください。

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