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今回は要素のオブジェクト取得方法について説明します。
講座の最初でも説明しましたが、
JavaScriptはwebページを動的に書きかえることが出来ます。
下記のボタンを押してみてください。
名前を変えます。
ボタンをクリックすると↑の文字が変わって、回数が増えていきますよね?
このようにWEBページ上の文字や画像も動的に変えることができます。
この処理の流れとして、
1.該当要素のオブジェクトを取得
↓
2.オブジェクトからアクセスし値を書き換え
という流れで処理を行っています。
今回はその1.のオブジェクトの取得について、説明します。
まず、上記のボタンのと名前変更部分のコードです。
次に、javascriptのコードです。
html部分のコードは大丈夫でしょうか?
buttonタグでボタンを作り、onclickイベントでnamechange関数を実行してます。
その下のfontタグで、id属性を指定し、”button1"という名前のID名を持たせています。
これを覚えておいて下さい。
次にjavascriptのコードですが、
まず、グローバル変数として、count変数を0で初期化し宣言しています。
次に関数内の最初の行でオブジェクトを取得しています。
今回使っているのはgetElementById関数です。
これを実行するには、documentオブジェクトというhtml全体のオブジェクトからアクセスする必要があるので、
前に「document.」という名前が付いてます。
これは、指定したID名のオブジェクトを取得する関数です。
今回は先程fontタグにつけていた、button1というID名を指定しています。
これで、temp変数には、fontタグのオブジェクトが取得できました。
このオブジェクトからは先程のfontタグに関する情報を取得・変更することができます。
次に、グローバル変数のcountを1足したあと、
オブジェクトが入っているtemp変数から、innerHTMLというメンバに
アクセスして値を書き換えています。
innerHTMLの中には、オブジェクトのタグで囲ってある中のhtmlのコードが入っています。
つまり、今回でいうと、「名前を変えます」という文字が入っています。
その文字を、右項の「名前を変更しました。〇回目」という文字を代入して変更しているのです。
右項の代入では、文字列と数字の計算を組み合わせて、文字列として代入しています。
通常の変数の値を、文字列として付け加えたい場合は、
文字列や変数に+の演算子を付けて該当の変数を書きます。
これで一つの文字列として結合することができます。
後はボタンを押すごとに、グローバル変数のcountの数が増えていくので、
回数が増えていくという仕組みになっています。
これがオブジェクト取得して、値を書き換える方法です。
今回はgetElementById関数を使いましたが、他にも色々同じような関数があります。
●document.getElementsByTagName
→引数にタグ名を指定。該当のタグのオブジェクトを配列で返す。
●document.getElemtntsByName
→引数にname属性に指定されている名前を指定。該当の属性のオブジェクトを配列で返す。
●document.getelementsByClassName(※一部ブラウザのみ)
→引数にクラス名を指定。該当のクラスのオブジェクトをを配列で返す。
getElementsByClassNameは一部のブラウザでしか使えません。
どの関数も、getElementsとElementがElementsとsが付いて複数形になっています。
タグやname属性等はWEBページ内で重複が許されるので、当然マッチするオブジェクトも複数あります。
なので複数形になっており、また、取得するオブジェクトも配列として複数で返って来ます。
たとえば、
var temp=getElementsByTagName("div");
temp[0].innerHTML="aaa";
temp[1].innerHTML="bbb";
このようなコードを書いた場合、
変数で受け取った後、配列で受け取るので、各オブジェクトにアクセスするときは
temp[0]
temp[1]
のようにアクセスします。
たとえ取得したオブジェクトが一つだったとしても、
temp[0].innerHTMLとしてアクセスしないとアクセスできません。
配列というのは、変数の塊のようなものです。
var test[10]のように、変数名の後ろに[]とその要素の数を書きます。
この場合だと、test[0]~test[9]までの要素を確保したことになります。
最初はtest[0]と0番の要素から始まってることに注意して下さい。
だから最後の要素はtest[9]なのです。
各要素にアクセスするには、
配列名[要素番号];
と書いてアクセスします。
分からない人はC言語講座の配列の章を参照して下さい。
今回の説明は以上です。
次回はタイマーの設定について説明します。
>> 【タイマーの設定】に進む
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要素のオブジェクト取得
講座の最初でも説明しましたが、
JavaScriptはwebページを動的に書きかえることが出来ます。
下記のボタンを押してみてください。
名前を変えます。
ボタンをクリックすると↑の文字が変わって、回数が増えていきますよね?
このようにWEBページ上の文字や画像も動的に変えることができます。
この処理の流れとして、
1.該当要素のオブジェクトを取得
↓
2.オブジェクトからアクセスし値を書き換え
という流れで処理を行っています。
今回はその1.のオブジェクトの取得について、説明します。
まず、上記のボタンのと名前変更部分のコードです。
<button onclick="namechange();">下の文字を変えます。</button> <font id="button1">名前を変えます。</font>
次に、javascriptのコードです。
var count=0; function namechange(){ var temp=document.getElementById("button1"); ++count; temp.innerHTML="名前変更しました。"+count+"回目"; }
html部分のコードは大丈夫でしょうか?
buttonタグでボタンを作り、onclickイベントでnamechange関数を実行してます。
その下のfontタグで、id属性を指定し、”button1"という名前のID名を持たせています。
これを覚えておいて下さい。
次にjavascriptのコードですが、
まず、グローバル変数として、count変数を0で初期化し宣言しています。
次に関数内の最初の行でオブジェクトを取得しています。
今回使っているのはgetElementById関数です。
これを実行するには、documentオブジェクトというhtml全体のオブジェクトからアクセスする必要があるので、
前に「document.」という名前が付いてます。
これは、指定したID名のオブジェクトを取得する関数です。
今回は先程fontタグにつけていた、button1というID名を指定しています。
これで、temp変数には、fontタグのオブジェクトが取得できました。
このオブジェクトからは先程のfontタグに関する情報を取得・変更することができます。
次に、グローバル変数のcountを1足したあと、
オブジェクトが入っているtemp変数から、innerHTMLというメンバに
アクセスして値を書き換えています。
innerHTMLの中には、オブジェクトのタグで囲ってある中のhtmlのコードが入っています。
つまり、今回でいうと、「名前を変えます」という文字が入っています。
その文字を、右項の「名前を変更しました。〇回目」という文字を代入して変更しているのです。
右項の代入では、文字列と数字の計算を組み合わせて、文字列として代入しています。
通常の変数の値を、文字列として付け加えたい場合は、
文字列や変数に+の演算子を付けて該当の変数を書きます。
これで一つの文字列として結合することができます。
後はボタンを押すごとに、グローバル変数のcountの数が増えていくので、
回数が増えていくという仕組みになっています。
これがオブジェクト取得して、値を書き換える方法です。
今回はgetElementById関数を使いましたが、他にも色々同じような関数があります。
●document.getElementsByTagName
→引数にタグ名を指定。該当のタグのオブジェクトを配列で返す。
●document.getElemtntsByName
→引数にname属性に指定されている名前を指定。該当の属性のオブジェクトを配列で返す。
●document.getelementsByClassName(※一部ブラウザのみ)
→引数にクラス名を指定。該当のクラスのオブジェクトをを配列で返す。
getElementsByClassNameは一部のブラウザでしか使えません。
どの関数も、getElementsとElementがElementsとsが付いて複数形になっています。
タグやname属性等はWEBページ内で重複が許されるので、当然マッチするオブジェクトも複数あります。
なので複数形になっており、また、取得するオブジェクトも配列として複数で返って来ます。
たとえば、
var temp=getElementsByTagName("div");
temp[0].innerHTML="aaa";
temp[1].innerHTML="bbb";
このようなコードを書いた場合、
変数で受け取った後、配列で受け取るので、各オブジェクトにアクセスするときは
temp[0]
temp[1]
のようにアクセスします。
たとえ取得したオブジェクトが一つだったとしても、
temp[0].innerHTMLとしてアクセスしないとアクセスできません。
配列というのは、変数の塊のようなものです。
var test[10]のように、変数名の後ろに[]とその要素の数を書きます。
この場合だと、test[0]~test[9]までの要素を確保したことになります。
最初はtest[0]と0番の要素から始まってることに注意して下さい。
だから最後の要素はtest[9]なのです。
各要素にアクセスするには、
配列名[要素番号];
と書いてアクセスします。
分からない人はC言語講座の配列の章を参照して下さい。
今回の説明は以上です。
次回はタイマーの設定について説明します。
>> 【タイマーの設定】に進む
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