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繰り返し文

今回は繰り返し文について説明します。

PHPでは繰り返し処理を行う構文として、for文とwhile文があります。
まずは下記のコードを見てください。

<?php
	for($i=0;$i<10;$i++){
		echo $i;
	}
	
	$test = array("あ","い","う","え","お")
	
	foreach($test as $temp){
		echo $temp;
	}
?>

最初のfor文はある条件式が真の間だけループを続けるというものです。

for(ループ変数の初期化;条件式;ループ変数の計算){
～処理～
}

と書きます。
条件式は基本的にループ変数の値がどうなるかによって条件を設定します。
上記のコードだと、初期値として$1に0をセットし、
「$1」の変数を1ずつ増やしながら、「$1<10」の条件が真の間ループを続けるというものです。
$i++というのはインクリメントと言って、その変数の値を1増やすというものです。
$i--というのもありこれはデクリメントと言って、その変数の値を1減らします。

次のforeach文ですが、
これは配列の値をループさせるときに使います。

foreach(配列 as ループ変数){
～処理～
}

このように書きます。
ループ変数には、ループごとに配列の要素の値が前から順番にセットされていきます。
最後の値までセットされて処理されたら自動的にループが終了します。
上記のコードだと、あ～おまで表示されて終わることになります。
これらのfor文とforeach文はbreakを使って処理を途中で
抜けることも可能です。
ループ文の中で、
if($i==3){
break;
}
と書けば、$iが3になったときにループ文を抜けてくれます。
さらにcontinueというのもあり、
これは以降の処理をスキップして次のループの処理に移ります。
if($i==3){
continue;
}
こう書くと、$iが3になった時に、
以降の処理をスキップして、次のループに移ります。


次に、while文について説明します。
コードは以下の通りです。

<?php
	$i=0;
	while(1){
		echo $i;
		
		$i++;
		
		if($i==5)
			break;
	}
?>

while文は、

while(条件式){
～処理～
}

というふうに書きます。
条件式が真の間ループを続けます。
今回はfor文のようにループ変数がないので、
ループを抜ける際は自分で条件を設定する必要があります。
上記のコードだと、$iが５になった時にbreakでループを抜けています。
continueもfor文と同様に使えます。

以上が繰り返し文の説明になります。
次回は配列について説明します。

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