>> C言語関数一覧トップに戻る

C言語 sprintf 使い方

今回はC言語のsprintf関数について説明します。

sprintf関数は書式付文字列を文字配列に格納します。

■書式
#include <stdio.h>
int sprintf(char *str, 書式文字列, 可変個引数 );

簡単に言うと、変数の値と組み合わせて文字列を配列に格納できるというわけです。
書式には主に以下のルールがあります。
変換指定文字 意味 使われる型
%c 文字を出力 文字型
%d 10進数で表示 int型などの整数型
%f 浮動小数点で表示 float等の浮動小数点型
%s 文字列を出力する 文字列
%x 16進数で表示 int型などの整数型
%o 8進数で表示 int型などの整数型
これらの変換指定文字と文字列とを組み合わせて第2引数に指定します。
第3引数以降に指定する引数は、その変換指定文字を書いた順番に変数を並べて指定します。
第1引数に格納先の文字配列を指定します。

戻り値は格納した文字数が返ります。
■サンプルコード
#include <stdio.h>

int main(void)
{
	char ch[] = "test";
	int num  = 100;
	char moji[100];

	sprintf(moji,"文字「%s」と数字「%d」を組み合わせます",ch,num);

	//表示
	puts(moji);

	
	return 0;
}
■実行結果
文字「test」と数字「100」を組み合わせます



上記の結果のように、配列mojiに書式付文字列で生成された文字列を格納して表示しています。
>> 【C言語 scanf 使い方】に進む
>> C言語関数一覧トップに戻る