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コンテナ【deque】

今回はコンテナのdequeについて説明します。
使用するには、dequeのヘッダファイルをインクルードする必要があります。

dequeについては、ほとんどvectorと一緒です。
vectorに、
push_frontとpop_frontが追加されたぐらいです。
vectorと同じく、添字を使って各要素にアクセスすることができます。
下記のコードを見てください。

#include <deque>

using namespace std;

void func(deque<int>::iterator begin,deque<int>::iterator end){

	for(;begin!=end;++begin){
		printf("%d,",*begin);
	}

	//改行
	printf("\n");
}

int main(void)
{
	deque<int> test;
	deque<int>::iterator begin,end;

	for(int i=0;i<5;++i){
		test.push_back(i);
	}

	func(test.begin(),test.end());

	//insertを使って2番目の要素に100を挿入
	test.insert(test.begin()+1,100);

	func(test.begin(),test.end());

	//eraseを使って3番目の要素を削除
	test.erase(test.begin()+2);

	func(test.begin(),test.end());

	return 0;
}

これを実行するとこうなります。


insert関数とerase関数を使ってみました。
これはイテレーターを使って、挿入位置、削除位置を指定します。
これらの関数は、vector、listのコンテナでも使えます。

次回は、stackの説明をします。


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