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今回はキャラの移動制御を行います。
前回までの移動はキャラが画面にはみ出したときのことを考慮してませんでした。
今回は画面にはみ出さないように制御してみます。
仕組みは簡単です。
画面の幅の座標を超えたかどうかをチェックして、座標を修正すればよいだけです。
以下のコードを見てください。
以下の動画のように画面端にいってもはみ出しません。
移動制御をしているのはこの部分です。
//画面移動制御
if(x+(49/2)>640)
x=640-(49/2);
if(x<(49/2))
x=(49/2);
今までは特に気にしていませんでしたが、DrawGraph等で指定した座標は
実際に描画される画像の左上の位置を表しています。
つまり思っている位置よりは右下の位置に描画されてしまうことになります。
ちゃんと思ったとおりの位置に描画するには、指定した座標が描画する画像の中心になるようにします。
つまり、描画時に、x座標から画像の横幅の半分を引き、
またY座標から画像の縦幅の半分を引いた座標を指定すれば、思った位置に描画できます。
これを踏まえて画面制御を行うと、
現在のx座標+画像幅の半分の位置が画面幅を超えたときに、座標を修正します。
つまり、画面幅の640から画像幅の半分を引いた位置が一番右端の位置になるので、
はみ出たときにその値を常に代入してやれば、はみ出さずに済むようになります。
左端の場合は、画像幅の半分の座標を下回ったときにはみ出すことになるので、
その時にx座標を画像幅の半分の値にします。
こうすることではみ出すことはなくなります。
今回はY座標の制御は書いていませんが、X座標の場合とまったく同じ原理で大丈夫です。
今回の説明は以上になります。
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キャラの移動制御をしよう
前回までの移動はキャラが画面にはみ出したときのことを考慮してませんでした。
今回は画面にはみ出さないように制御してみます。
仕組みは簡単です。
画面の幅の座標を超えたかどうかをチェックして、座標を修正すればよいだけです。
以下のコードを見てください。
#include "DxLib.h"
// プログラムは WinMain から始まります
int WINAPI WinMain( HINSTANCE hInstance, HINSTANCE hPrevInstance,LPSTR lpCmdLine, int nCmdShow )
{
ChangeWindowMode(TRUE);
if( DxLib_Init() == -1 ) // DXライブラリ初期化処理
{
return -1 ; // エラーが起きたら直ちに終了
}
//キー取得用配列
char key[256];
//x座標
int x=300,y=360,y_prev=0,y_temp=0;
//ジャンプしてるかのフラグ。
bool jflag=false;
//グラフィックハンドル格納用配列
int gh[12];
//画像読み込み
LoadDivGraph("charall.png",12,3,4,49,66,gh);
//移動係数
float move=1.0f;
//横方向と縦方向のカウント数。
int xcount=0,ycount=0;
//添字用変数
int ix=0,iy=0,result=0;
while(ScreenFlip()==0 && ProcessMessage()==0 && ClearDrawScreen()==0 && GetHitKeyStateAll(key)==0){
if(key[KEY_INPUT_LEFT]==1 || key[KEY_INPUT_RIGHT]==1){
if(key[KEY_INPUT_UP]==1 || key[KEY_INPUT_DOWN]==1){
//移動係数を0.71に設定
move=0.71f;
}else{
//斜めじゃなければ1.0に設定
move=1.0f;
}
}else if(key[KEY_INPUT_UP]==1 || key[KEY_INPUT_DOWN]==1){
move=1.0f;
}
if(key[KEY_INPUT_LEFT]==1){
x-=(int)4*move;
}
if(key[KEY_INPUT_RIGHT]==1){
x+=(int)4*move;
}
//画面移動制御
if(x+(49/2)>640)
x=640-(49/2);
if(x<(49/2))
x=(49/2);
//ジャンプ処理
if(jflag==true){
y_temp = y;
y +=(y-y_prev)+1;
y_prev = y_temp;
if(y==360)
jflag=false;
}
if(key[KEY_INPUT_SPACE]==1 && jflag==false){
jflag=true;
y_prev=y;
y=y-20;
}
if(key[KEY_INPUT_LEFT]==1){
if(xcount>0)
xcount=0;
--xcount;
}
if(key[KEY_INPUT_RIGHT]==1){
if(xcount<0)
xcount=0;
++xcount;
}
//カウント数から添字を求める。
ix=abs(xcount)%30/10;
iy=abs(ycount)%30/10;
//xカウントがプラスなら右向きなので3行目の先頭添字番号を足す。
if(xcount>0){
ix+=3;
result=ix;
}else if(xcount<0){
//マイナスなら左向きなので、4行目の先頭添字番号を足す。
ix+=9;
result=ix;
}
DrawGraph(x-(49/2),y-(66/2),gh[result],TRUE);
//押されてなければカウントをゼロにする。
if(key[KEY_INPUT_LEFT]!=1 && key[KEY_INPUT_RIGHT]!=1){
xcount=0;
}
if(key[KEY_INPUT_ESCAPE]==1){
break;
}
}
DxLib_End() ; // DXライブラリ使用の終了処理
return 0 ; // ソフトの終了
}
以下の動画のように画面端にいってもはみ出しません。
移動制御をしているのはこの部分です。
//画面移動制御
if(x+(49/2)>640)
x=640-(49/2);
if(x<(49/2))
x=(49/2);
今までは特に気にしていませんでしたが、DrawGraph等で指定した座標は
実際に描画される画像の左上の位置を表しています。
つまり思っている位置よりは右下の位置に描画されてしまうことになります。
ちゃんと思ったとおりの位置に描画するには、指定した座標が描画する画像の中心になるようにします。
つまり、描画時に、x座標から画像の横幅の半分を引き、
またY座標から画像の縦幅の半分を引いた座標を指定すれば、思った位置に描画できます。
これを踏まえて画面制御を行うと、
現在のx座標+画像幅の半分の位置が画面幅を超えたときに、座標を修正します。
つまり、画面幅の640から画像幅の半分を引いた位置が一番右端の位置になるので、
はみ出たときにその値を常に代入してやれば、はみ出さずに済むようになります。
左端の場合は、画像幅の半分の座標を下回ったときにはみ出すことになるので、
その時にx座標を画像幅の半分の値にします。
こうすることではみ出すことはなくなります。
今回はY座標の制御は書いていませんが、X座標の場合とまったく同じ原理で大丈夫です。
今回の説明は以上になります。
>> 【画像を拡大して描画しよう】に進む
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