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今回は画像を拡大して描画する方法を説明します。
関数には、DrawExtendGraph関数を使います。
関数の構成は以下のようになっています。
なぜ右下頂点を+1の座標を指定するの?と思われたからは、
コチラのページをご確認下さい。
重要なのは最初の4つの引数です。
この関数の仕組みは、描画する画像の大きさが、
指定した矩形領域よりも 小さい時は拡大描画され、矩形領域よりも大きかった時は縮小描画 されます。
例えば、32×32の大きさの画像を0,0の位置から2倍の大きさで描画したいときは、
第一、第二引数は(0,0)を指定し、
第三、第四引数は、画像の幅をそれぞれ二倍にした時の座標である、
(64,64)を指定します。
以下にサンプルコードを示します。
これを実行すると以下のような画面が表示されます。

上の画像が通常の大きさで描画した場合で、
下の画像が2倍の大きさで描画した場合です。
今回の画像の大きさは、45×62です。
上記コードの関数を見ていただけば分かるとおり、
第三、第四引数は、元の座標にそれぞれの画像の幅を2倍した分の長さを足して指定しています。
こうすることで2倍の大きさに拡大して描画できるわけですね。
今回の説明は以上です。
次回は画像の回転描画について説明します。
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画像を拡大して描画しよう
関数には、DrawExtendGraph関数を使います。
関数の構成は以下のようになっています。
1 | int DrawExtendGraph( int x1, int y1, int x2, int y2, int GrHandle , int TransFlag ) ; |
2 |
3 | x1 , y1 : グラフィックを描画する矩形の左上頂点の座標 |
4 | x2 , y2 : グラフィックを描画する矩形の右下頂点+1の座標 |
5 | GrHandle : 描画するグラフィックのハンドル |
6 | TransFlag : 透過色が有効か、フラグ(TRUEで有効FALSEで無効) |
7 | 戻り値 0:成功 |
8 | -1:エラー発生 |
なぜ右下頂点を+1の座標を指定するの?と思われたからは、
コチラのページをご確認下さい。
重要なのは最初の4つの引数です。
この関数の仕組みは、描画する画像の大きさが、
指定した矩形領域よりも 小さい時は拡大描画され、矩形領域よりも大きかった時は縮小描画 されます。
例えば、32×32の大きさの画像を0,0の位置から2倍の大きさで描画したいときは、
第一、第二引数は(0,0)を指定し、
第三、第四引数は、画像の幅をそれぞれ二倍にした時の座標である、
(64,64)を指定します。
以下にサンプルコードを示します。
01 | #include "DxLib.h" |
02 |
03 | // プログラムは WinMain から始まります |
04 | int WINAPI WinMain( HINSTANCE hInstance, HINSTANCE hPrevInstance, LPSTR lpCmdLine, int nCmdShow ) |
05 | { |
06 | ChangeWindowMode(TRUE); |
07 |
08 | if ( DxLib_Init() == -1 ) // DXライブラリ初期化処理 |
09 | { |
10 | return -1 ; // エラーが起きたら直ちに終了 |
11 | } |
12 |
13 | //キー取得用配列 |
14 | char key[256]; |
15 |
16 | //x座標 |
17 | int x=300,y=360,y_prev=0,y_temp=0; |
18 |
19 | //ジャンプしてるかのフラグ。 |
20 | bool jflag= false ; |
21 |
22 |
23 |
24 | //グラフィックハンドル |
25 | int gh=LoadGraph( "char.png" ); |
26 |
27 |
28 |
29 | while (ScreenFlip()==0 && ProcessMessage()==0 && ClearDrawScreen()==0 && GetHitKeyStateAll(key)==0){ |
30 |
31 | //通常描画 |
32 | DrawGraph(10,10,gh,TRUE); |
33 |
34 |
35 | //2倍に拡大 |
36 | DrawExtendGraph(10,100,10+80*2,100+90*2,gh,TRUE); |
37 | |
38 |
39 | if (key[KEY_INPUT_ESCAPE]==1){ |
40 |
41 | break ; |
42 | } |
43 | |
44 | } |
45 |
46 | DxLib_End() ; // DXライブラリ使用の終了処理 |
47 |
48 | return 0 ; // ソフトの終了 |
49 | } |
これを実行すると以下のような画面が表示されます。

上の画像が通常の大きさで描画した場合で、
下の画像が2倍の大きさで描画した場合です。
今回の画像の大きさは、45×62です。
上記コードの関数を見ていただけば分かるとおり、
第三、第四引数は、元の座標にそれぞれの画像の幅を2倍した分の長さを足して指定しています。
こうすることで2倍の大きさに拡大して描画できるわけですね。
今回の説明は以上です。
次回は画像の回転描画について説明します。
>> 【画像の回転描画】に進む
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